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2018.01.18

ゲストハウス

多くのゲストハウスを検索できるairbnbは、

日本だけでなく海外の個人のホストさんとも気軽につながれたり、

検索機能も優れていたりと、最近では、宿泊先を探すときには欠かせなくなりました。

 

普通のホテルやゲストハウスとは一風変わった宿に出会えるのも楽しみのひとつです。

 

ちなみに、ひとりで利用することの多い私は、

一泊5000円以内の安宿を探していることがほとんどです。

 

最初に利用したのは2年前、LAでのこちらの可愛らしいお部屋。一泊6200円くらい。

ヒッピーのようなご家族の家の庭に手作りで作られた土壁の離れでした。

室内もかわいく装飾され、とってもかわいいお部屋。

お部屋には、ウォーターサーバーもあって、

夏のドライなLAではありがたい!

ドアを開けていると、猫がふらっと遊びに来たりして、

癒される。

 

トイレはおがくずを利用した、コンポストトイレで

おそらく、その後は堆肥になるのかと。

※使用前です。笑

 

動物になった気分でした。

このおがくずトイレ、全く匂いがなく、むしろおがくずの木の匂いがいい匂いで

衝撃的でした。

 

また、日本で初めて利用したのは、

千葉県夷隅郡にある、わとやさんでした。

古民家ゲストハウス。

千葉県でイケてるゲストハウスはあるのかなぁと探していたところ見つけ、

夏はスタッフ側にまわるくらい好きな場所になりました。

夏には音楽フェスも行われていて、

人と人が繋がる、素敵な場所でした。

 

その後もいろいろな場所で利用しましたが、

地域や家を生かして、それぞれの個性や魅力があるゲストハウスにたくさん出会いました。

ホストさんも素敵な人が多く、

ゲストハウスを作ったきっかけなどを聞くととても面白いお話が聞けました。

 

っと、こんな風に、新しい価値観に触れ合えたり、

新しい人と出会えたり、airbnb楽しいな〜と思っていたところ、、、

 

 

 

 

先日泊まったゲストハウス。

 

日本でこのようなサービスを提供している人が居るのかと、

悪い意味でショッキングなゲストハウスに出会いました。

 

いろんな安宿に泊まってきましたが、問題外のサービスレベルの低さ。

結果泊まりませんでした。

 

一泊1500円、清掃代1000円、手数料込みで結果3000円くらい、

確かにかなりの安宿ではありますが。

「すべて自分で作ったので安くしています」と言っていたので、

自分で作るってすごいね〜と興味もありました。

 

一番の問題は、不潔感。

 

いろんな安宿に泊まってきましたが、どんなにボロくても寒くても許せます。

清潔にしていれば。

 

いろいろと見回りましたが不潔感と不親切感のかたまり。

 

最終的には、靴下が落ちていたので、

掃除してないじゃん、、これは泊まれないと判断しました。

 

その後、か〜な〜り〜優しく書いたレビューに関して、

返金するからレビューを消してほしい。とホスト。

返金いらないです。実際にはもっと酷かったですよ。と私。

いい歳して安宿なのに文句をいうのはありえない。とホスト。

 

と、詳しく話せばかなり長くなりますが、、

簡単に説明するとこんな風にレビューに関してホストと一悶着もありました。

 

airbnbの良いところは、ヤフオクのように、相互にレビューを書きあうことにより、

信頼性を高めているところだと思います。ゲストもホストも対等であり、

ホスト側は当然シビアな意見が来ることを覚悟して、ゲストハウス運営をするべき。

 

ホスト側からのメッセージがあまりにも幼稚になってきたところで、

airbnbに報告。

 

airbnbからは翌日、すぐに電話があり、

状況の把握と、清掃代の返金、クーポン2000円の発行がありました。

結果的に全て返金されたことになります。

※ちなみにairbnbでは、問題があり宿泊をしていない場合、

24時間以内にその旨報告すればairbnbからの返金がされる仕組みらしいです。

 

 

私のレビューに関しては問題はなくこのまま残すとのこと。

今回はおそらく、ホスト側があまりに配慮のない対応だったため、

24時間を過ぎていたものの、特別にクーポンという形での返金になったと考えられます。

 

airbnbに対してはあまり期待せず報告をしましたが、ちゃんと対応してもらった印象です。

ただやはり、そもそもこういうことが起こらない体制を作ってもらいたいと切に思います。

 

 

他たくさんいる素敵なホストさんのことを思うと

ゲストハウス大好きな私は、こんな輩がいるのか!と久々に怒り心頭でした。

 

新しく施行される民泊法で、ゲストハウス及びホストの質の向上を願うとともに、

これから民泊を考えている方にも、関わる人へ責任を強く感じて運営を考えてほしいと思います。

 

今世の中は、

企業に対しても、企業活動そのものが世の中に貢献しているものであるべき

という考え方にシフトしています。

(※CSR)

 

人類は進化してるんだなと思える考え方です。

 

たかが個人のやることでそこまで、、、とは私は思いません。

今は個人が世界と繋がれる時代であり、

個人レベルで世界中の人に対して日本のイメージを与えることができます。

 

飲食店や宿は、日本の文化やサービスをまずは体感する場所です。

たとえ安かろうが、自分の利益だけを追求するビジネスはやめてほしいです。

 

インドで鳥のフンまみれの駅のホームでも寝れる私ですが、

サービス大国日本で、泊まれない宿があったことが本当にショッキング!!!!でした。

 

そんなこんな、いろんなゲストハウスに泊まってフラフラしていた、年始の旅でしたが、

愛知県渥美半島ではとても素敵な風景と人との出会いがありました。

 

@伊良湖岬

日本は本当にどこにいっても瑞々しく、素敵な島国です。

 

渥美半島でも、懲りずにairbnbで探したゲストハウスさんでしたが、笑

同じ価格でも、えらい違いです。

@Gest House Irago

この日はたまたま私しかゲストがおらず、この共有スペースも貸切でした。笑

 

サーファーでもあるホストさんはとても親切な方で、地元の人しか知らないビーチを案内してくれました。

おかげで数々の自撮り名作が生まれました。

大小様々な流木も広い放題!!!!

 

最近膝や腰が痛いので、自撮りもめっきり飛ぶことがなくなりましたが、

久々に飛びたくなるくらいのロケーションに出会えました。

 

日本では、チェックインの時でさえ、顔と顔を合わせない民泊が多いようです。

もちろん完全プライベートな宿を求めている人もいると思いますが、

 

コミュニケーションと出会いがあるところが、ゲストハウスの醍醐味!

と私は思っています。

 

 

人と人との交流地点。

地域と人を結ぶ交流地点。

 

交流地点としてのゲストハウス。

 

そこにある出会いから生まれる、プラスの化学反応は計り知れないと思うのです。

 

私も将来的に、そんなゲストハウスを作りたいな〜というのが、実は夢です。

 

photographer SHAR