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私のニューヨークの写真

June 2016    @nyc

先日、Bunkamuraで開催している、

“ソール・ライター展”を見に行きました。

ニューヨークが生んだ伝説。

私は写真家をほとんど知りません。

しかし、ここ数年は写真家の作品に触れるチャンスが何回かありました。

植田正治(植田正治写真美術館)

ヴィヴィアン・マイヤー(映画見に行くが寝る。)

フレドリック・ブレナー(アメリカ人と結婚した友人の旦那さんのサンタバーバラにある実家で見つけた写真集)

フォトグラファーズ・イン・ニューヨークの15人(映画見に行くが寝る。)

(写真は映画で見るもんじゃないですね。)

当然ながら、他人の写真を見たら、

共感もあったり、そうでもなかったり。

写真は、現実に”在る”ものを使って一瞬で作品ができるという意味では、

絵を描くような、0から1を創造するのと違い、

押すだけはとても簡単。

だから、もちろんなんでもシャッター押せばいいってわけでなく、

衝動的であれ、その「動機」が肝です。

動機さえあれば

誰でも簡単に撮れるのが写真で

そのシンプルさと潔さが写真の面白いところだと思います。

@ NY Times Square

去年NYを訪れた時、たった8日間でしたが可能な限り歩きまくりました。

東京と似ていて

エリアによって、街の雰囲気が全く違うので、

Times Squareや自由の女神を見たからといって、NYを見たとは言えません。

何千枚と写真を撮りましたが改めて見返すと、

衝動的に多く撮っていたのは、「日本人から見たアメリカ」という動機で

大きくは3つ。

・星条旗

・汚いけどそれが美しい街

・fat people

アメリカに住んでいた友達曰く、

ニューヨーカーは健康と体型への意識が高いので、

NYで見るfat peopleは地方からの観光客が多いとのこと。

星条旗はあらゆる場所に掲げられており、

あまり日本では見ない光景でした。

そして、なぜか私はNYは綺麗なイメージがあったのですが、

古くて汚い、でもそれが面白い(美しい)街なんだと

着いてすぐに驚いて、とてもワクワクしました。


高いビルばかりなのは東京と同じですが、

古いビルが多く、夕暮れ時は特に

ビルと夕日とのコラボレーションがとても美し。


NYを舞台にした映画を今までもたくさん見たけれど、

実際にNYを見ることができた今改めて見直したいし、

監督や脚本家が、そのロケーションを選んだ意図がわかるのがとても嬉しいです。

東京と同じだったのは、

subway peopleは疲れてるってところ。

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“写真を見る人への写真家からの贈り物は、

日常で見逃されている美を時々提示することだ。”

ソール・ライター

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今年の夏は、

そんな写真を撮りに行こう。

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