2018.04.23
去年の夏、
富山県富山市八尾町の商工会青年部47名の皆さんを撮影をしました。
その人がいつも居る場所で肩肘張らず、
その人の内面が湧き出るような写真。
人物撮影には色々ありますが、
その人そのものを撮る“肖像写真”。
めちゃくちゃ好きです。
肖像写真は、プロフィール写真とは違います。
プロフィール写真は、発信する先にどのように見られたいかということが重要です。
時には演出する必要もあるかもしれません。
肖像写真は、その人そのまま。その人らしさが出るように撮ります。
私個人はそんな風に撮り分けています。
今回は肖像写真ともちょっと違い、
仕事人としてそれぞれの職場での撮影という、“仕事”に焦点をしぼった写真。
世の中のほとんどの人が仕事をしていますし、
“当たり前”の姿なんですが、
その”当たり前”が、ものすごくCOOLです。
ヒーローです。
みなさん疲れてたりもしますが、そんな背中も、
汚れた肌も、汗だくのシャツも、
COOLです。
またとても印象的なのは、
職場にはそれぞれの個性あふれる”整理整頓清掃”があり
職場は清掃が行き届いていて、利便性はもちろん、道具への愛情もあふれています。
そしてその様子がとてもアーティスティックです。
ヒーローは実は身近に居る家族であり、
アーティスティックな風景は、こだわりのある職場にあふれています。
ちなみに私の父は塗装屋さんでしたので
ペンキ・シンナー・ハケ・足場・養生テープ・吹付機、などなど
やはりいろんな道具や材料がありました。
作業場や道具の清掃と整理整頓。
そんな風景も当然のようにあったと思います。
今生きてればCOOLな写真撮れたのにな〜と、、
仕事中の父の写真を撮れなかったのは、私の人生において残念なことの一つです。
その分、世の中の輝く仕事人たちを多く写真に残せたらと思います。
人間ですので、
いつもと変わらない毎日の中にあふれる”イイ事”に関しては麻痺しがちですが、
あなたの近くに居る働く人って、かなりCOOLでっせ。
そしてこちらがお仕事くださった看板屋さん、元上司の先輩。
商工会青年部の活動を盛り上げ、事業を盛り上げ、町の活性化へつなげる。
主役である町の事業主のみなさんにスポットを当てた企画。
素敵なアイディア、最高です。
こちらが先輩のTOOL。
perfect!!!!!
→ “Worker&tools”ギャラリー