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2018.01.09

市原ぞうの国

私は千葉県市原市出身です。

 

いまや、市原市で一番有名といっても過言ではない、

“市原ぞうの国”

 

なんと!!! わたくし、行った事なかったんです!!!!

市原を攻めずして、「他の地方を語るな」って感じですよね。

 

 

ということで、去年12月、ひとりで体験してきました。

 

冬の平日の午後の”市原ぞうの国”

まず、市原ぞうの国は、

ガチャガチャによると、市原を象徴するどころか、千葉を代表するロケーションになっていました。。

一体どうやって選んだんだって感じの7アイテムではありますが、

その中でも一番疑問符なのが勝浦担々麺。。。

 

市原ぞうの国に行ったことのない人は、

ゾウしか居ない場所だとお思いでしょう。

 

居ます。ゾウ以外もたくさんいるのです。

つまり、わかりやすく言えば、

ゾウがメインの動物園です。

 

現在は10頭のゾウたちが居ます。

 

集団で飼育することにより、日本でのゾウの誕生・育成にも成功しており、

名前にゾウを入れるくらいですから、当然ゾウにおいてはは、日本一の動物園です。

 

 

この動物園は山あいに作られており、

入園口が一番下に位置し、メインのゾウたちは、一番上のエリアに居ます。

徐々に坂を上がって行けば、最後にはゾウに会えるという素敵な演出。

 

市原ぞうの国では、入り口で餌を購入し、

動物たちに自由に餌やりをすることができます。※餌やりできない動物もいます。

その点は、前に訪れた、さゆりワールドダチョウ王国と同じです。

餌は500円。入園料が1800円ですので

合わせて2300円。(ちなみに駐車場は1000円)

 

最初の印象は、ちょっと高いな。。でした。

 

最初に、可愛いと目を引いたのは、ビーバー二頭。

ところが、このビーバー達、上から何回か餌を投げたのですが、

私の投げた餌を見つけることができません。二頭とも。。

目が悪いのでは、、と推察。

 

 

お次は、、最近どこに行っても見ることができる

人気のアルパカたち。

 

はい、出ました。

全くこちらの持っている餌に興味をしめさない集団。

動物園あるある。

餌の時間の後や、土日祝日などの午後は、動物達もお腹いっぱいで

餌買ったのに食べてくれないあるあるです。

※くわしくは、Blogさゆりワールドでご覧くださいませ。

 

 

先ほどのアルパカとは隔離されていたこちらのアルパカ。

私の餌に興味津々。

 

離れてもまだ、興味津々。

 

そして、お次は、我らが霊長類。

チンパニー

チンパンジーも眩しいのか、

ちょうど、目の部分が影になるよう、日向ぼっこしていたように見えました。

 

さて、ダチョウ王国ではヤギを、

さゆりワールドではアルパカを、

可愛いと思えなくなった瞬間がありましたが、

今回もありました。。

 

さゆりワールドでも絶大なる可愛さを放出していた、

キツネザルに餌をやって癒されていると、

下から、私によじ登ろうとする生き物が。。

 

そう、

カピパラ。。。

この後も、ストーカーのように私を追い回すこのカピパラ。。

この日のコート、泥まみれになりました。

ストーカピパラ。。。

 

カピパラゾーンから、いそいそと逃げると目に入ってきたのが、

やる気のないラクダです。

見た所、食べてる間に、眠くなってそのまま横になった。

柵が邪魔だったが、一度寝転がったのに、改めて位置を変えるのも面倒くさかった。

 

といった感じ。(違うと思いますが)

 

さあさあ、もちろん他にもたくさんの動物達が居ましたが、

割愛してゾウのゾーンに入ります。

だって、ぞうの国ですから。

 

 

さて、ゾウ達のサービス精神といったら、他の動物の比になりません。

幼いゾウは「えさ頂戴!」のアクションが激しい!

 

餌は、長い鼻で器用に掴み口に放り込むのは皆さんもご存知かと思いますが、

その際に、鼻水が手に付くのは避けられないのと、ついでに

プシューっと鼻水を顔にかけられることもあります。。

でもかわいいです。

 

下の動画は、私が餌をあげなかった後、

なぜか、永遠にお顔をフリフリしはじめたゾウの映像です。

 

※ちなみに、この動画を撮る前に、バナナ一切れはあげてますので、

意地悪はしてないつもりです。

 

「それはないわ〜ダメダメ〜」

とでも言っているようでしたが、、

この後すぐに、ゾウのSHOWがあって分かったのですが、

これはもしかしたら、SHOWのための、ダンスの練習だったのかもしれません。。

 

そうこうしているうちに、ゾウのSHOWがはじまる時間が近づいてきました。

山を下った一番下の広いエリアで、SHOWが行われます。

 

その下る途中、またアルパカに会いました。

歯並びの悪すぎるアルパカ。。

これは、一発で衝動写真行きでした。

 

 

さあはじまりました。ゾウ達のSHOWです。

クリスマス間近だったせいもあり、

ゾウ達もクリスマス使用なのですが、

 

わたしは終始、タイから来ている象使いさん達の、

「サンタの帽子、被らされてる感」

の方に目がいってしまいました。

トナカイ担当の方もいらっしゃいました。

 

普段はどんな格好をしているか知らないのですが、

通常営業パターンの象使いの皆さんも見てみたいです。

 

象使いのお兄さん達と、ゾウとの信頼関係は素晴らしかったです。

 

 

話がそれますが、動物との信頼関係で言うと、

過去一番感動したのが、

鴨川シーワールドのシャチとシャチ使いのお姉さんとの信頼関係。

 

あれは、死ぬまでに一度は見た方がいい光景です。

 

 

 

ゾウのSHOWも終盤。

「ゾウのお遣い」

 

これは、ゾウの鼻にお金を渡すと、ゾウが、ゾウの人形を鼻で持ってきてお遣いをしてくれる

というイベントです。

 

この人形が2000円。

人形が欲しいわけでもない限り、

ただお遣いしてもらうには、高い。。

 

「ゾウさんにお遣いを頼みたい方はいらっしゃいませんか〜??」

と、教育番組ばりの声でスタッフのお兄さん。

 

大人の私は

(誰も挙手しないんじゃ。。。)

と一抹の不安がよぎりました。

 

会場は10秒ほど、シーーーーーーーン。

 

汗。。。

(頼むから子づれのお父さんお母さん、手をあげて。。)

 

と、ひとりでそわそわしていると、

 

空気を読んだ、素敵なおばさまが挙手。(子連れ孫連れではない)

 

 

これだけの動物達の飼育、そしてゾウの数の多さと、

たくさんの象使いさん達の事を考えると、

入園料は安いくらいですし、

人形や、ゾウさんが描いた絵を購入して、

市原ぞうの国に貢献したい、と思う方もたくさんいるだろうな〜と思いました。

 

満足して、帰ろうとしたとき、

スタッフの方に呼び止められました。

 

心不全の為亡くなった、ゾウの”元気”一切記念で作成されたと思われる、

元気くん人形を、写真付きメッセージハガキと共に、

来場者にプレゼントしているとのこと。

 

メッセージには、

「これからも、元気くんの事を可愛がってくれたら嬉しいです。」

とありました。

スタッフの方々の、ゾウへの大きな愛情を感じ、

市原ぞうの国をあとにしました。

 

元気くんには、私の車の守り神になってもらいます。

 

 

園長のさゆりさん、

メジャーではない”市原”という地名を

動物園の名前に入れてくれてありがとうございます。

市原市出身の大人を代表してお礼申し上げます。

 

最後に、一点不思議だったのが、

犬。

 

犬の目が忘れられません。

 

 

photographer SHAR